【OB情報】7期生・徳弘がゲキサカに掲載されました
益々の活躍を期待しています。
神戸弘陵の選手は前日まで茨城県で開催されていた鹿嶋サッカーフェスティバルに出場していた主力選手6人が参加。兵庫県U-18国体選抜に選ばれた実績を持つMF田中魁人やFW牧野隼也、FW徳弘匠が急造チームの中でもひと際目立つプレーを見せていた。
徳弘は昨年冬の全国高校選手権に出場すると、1回戦の秋田商高戦で得点を記録。チームの16強進出に貢献した。そんなレベルの選手でもコロナ禍の影響は出ており、進路に悩む日々を過ごしている。「自分を見てもらったら判断してもらえると思うけど、それが出来ないのが辛い」。そんな思いを解消する場として与えられたチャンスを逃すまいとそれぞれが必死のアピールをみせた。
最多13人が参加した実践学園の選手では、DFとFWで出場して存在感をみせていたDF多田大志や195cmGKの駒村祐乃介が評価を得ていた。高校入学後にGKに転向したという駒村は「今の状況では与えられた少ないチャンスをどれだけ生かせるかが大事になってくる。初めてやる選手も多くて難しい所もあったけど、高いレベルを求めている仲間として通じ合える部分もあったのかなと思う」と充実の汗をぬぐっていた。
初の東京都会場での開催とあって、関東リーグ関係者やJリーグクラブのスカウトの姿も見られた。前日、神奈川県会場に続く視察となった関東リーグ2部の拓殖大は、この日は玉井朗監督が来場していた。
玉井監督は「基本的には止める蹴るの部分を見ている」とスカウティングのポイントを明かす。そのうえで、「あとは将来性、体が大きいだとか、足が速いだとかは気になるところ。普段と違う環境の中で適応できるかどうかも大事になってくると思う」と話し、選手たちの一挙手一投足、プレー中の選手の声などにも注目していた。
関東1都7県で開催している「高校生サッカー・大学合同トライアル-THE CHALLENGE- supported by 森永乳業」。明日12日も東京都会場での開催を予定している。
(取材・文 児玉幸洋)